大会概要・大会テーマ



  大会テーマ

      「もの」への理解から始まる生物教育


日本生物教育会第69回全国大会が、平成268月、福岡県で開催されます。福岡県では2回目の全国大会ですが、前回、昭和27年第7回大会以来54年ぶりの開催であり、私たち実行委員会は大会の成功を期して準備を進めているところです。九州・沖縄8県では、九州高等学校理科研究会のもと連携して、研究・教育活動に取り組んできました。研究ノート(問題集)の編集や生徒理科研究発表大会など協力してその成果を挙げているところです。今回福岡県での全国大会にあたり、九高理としての取り組みを生かしながら、生物教育のありようを再確認する場になればと考えております。
生物教育もともすれば教科書に書いてあることを中心になされがちですが、われわれは、生きている「もの」への理解を深め、そこを土台にして生きている「こと」を語る教師でありたいと思います。平成26年度の日本生物教育会第69回全国大会におきまして、「もの」と「こと」の違いを明確にすることにより、全国の皆様と生物学教育の原点を考えて参りたいと思います。
本県は、九州の最北に位置し、古くから交通の要衝として栄えてまいりました。南は有明海に面し、ムツゴロウ、ワラスボなどの特産種を見ることもできます。北は玄界灘に面し、まったく違う海の様相を見ることもできます。 
是非、多くの皆様に福岡大会への参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。